広告 クレジットカード基礎知識

クレジットカードの途上与信とは【信用大事】【見られてるよ】

クレジットカードのクレジットという言葉の意味は、「信用や信頼」といった意味があります。

私たちはカード会社から、信頼をされて後払いの仕組みであるクレジット支払いをさせてもらっています。

信用というのは、築くのは大変、崩れるのは一瞬という何とも難しいものですが、今日はその信頼をするのに必要な審査について、業界用語で途上与信ということについて解説していきたいと思います。

途上与信とは

途上与信とは、クレジットカードを発行後、一定期間で行われる与信管理が途上与信といわれています。モニタリングや途上審査ともいわれています。

発行後の利用状況や利用履歴を確認し、それによって与信枠が増減することもあります。

つまり、クレジットカードには、入会前の申込審査だけでなく、入会後に私たちがどのようにカードを利用しているかというのを、定期的にカード会社はチェックしているということです。

与信とは

途上与信を詳しく解説していく前に、与信という言葉も解説していきたいと思います。

与信とは、主に金融や経済用語で、取引相手に信用(融資・融資枠)を与えることを意味します。

クレジットカードにおける与信とは、カード利用者を信用して、利用限度額を与えることであり、その利用限度額そのものを与信枠と言います。要は審査をして利用限度額を設定することです。

なぜ与信管理をするのか

クレジットカードのサービスは、利用者を信用し、後払いでも買い物をできるようにした決済システムになっていて、クレジットカード会社は、利用者を審査して与信枠を設定し、担保をしています。

しかし、必ずしも利用者が利用金額の引き落し日に残高を準備しているとは限らず、場合によっては未払いや延滞で回収が遅れたり、自己破産したりする可能性もありリスクを背負っているともいえます。

このように回収できなくなった損失を貸倒損失と呼び、クレジットカード会社は与信管理というリスクマネジメントを行い、貸倒損失を防いでいます。

闇金ウシジマくんでも、「金を貸すのは誰でもできる。もっとも大変なのは貸した金を回収することだ」と言っていて、部下が担当していた顧客に跳ばれてしまったときは、その部下を殴りながら「お前ちゃんと管理しとけって言ったのに管理してねぇじゃねーか!!」と怒っていたのを思い出します。

この管理こそが金融業で最も大切な業務であり、顧客がきちんと全額引き落としてくれるように全力を注がなければならないのです。

与信枠に影響する2つのポイント

カード利用者の与信枠を設定するため、顧客の様々な要素を数値化して、収入の安定性を確認しています。

与信枠に影響する情報には、主に以下の2つのポイントがあります。

  • 属性情報

年齢・職業・勤務先の規模・役職・勤務形態・勤続年数・年収・家族構成・配偶者の有無・住居状況(賃貸か持ち家か)・住宅ローンの有無・固定電話の有無など

とくに勤続年数や年収、住居状況などが大事で、勤続年数が長いと安定していると思われやすいみたいです。住居も持ち家だと跳ばれる可能性が下がるので評価は上がるのかもしれませんね。

  • 信用情報

クレヒスのことです。知りたい方は以下の記事をお読みください。

クレジットカードにおける3つの与信枠

①ショッピング枠(1回払い)

最も多く利用する枠になります。商品・サービスの購入代金を全額一括で支払う際に充てられる与信枠。

②ショッピング枠(割賦払い)

商品・サービスの購入代金を分割払いやリボ払いで支払う際に充てられる与信枠。1回払いのショッピング枠よりも低めに設定されますが、複数の支払が重なれば、負担が増大するので、使い過ぎに注意が必要です。

③キャッシング枠

現金の借入(カードキャッシング)のための与信枠。こちらに関しては賃金業法の総量規制に基づき、カード利用者の年収等を基準として、与信枠も3分の1までに原則禁止されています。年収300万の人だと最大まで100万円までしか借入できないということですね。所有する全てのカードのキャッシング枠が対象となるので、所有カードが多ければ多いほど、1枚当たりのキャッシング枠も少なくなるのです。

これらの与信枠は一度決められたらずっとそのままというわけではないみたいです。

リボ払いとか、クレジットカード会社は重要な収入源なので、めちゃくちゃ推してくるわりに、リボ払いをしているとカード会社からの評価が下がってしまうという罠があるので、リボ払いはそもそも利息が暴利なのも相まって、しないに越したことはないですね。

再び途上与信の解説

途上与信とは、カード発行後もあなたの利用状況などを見ていますよっていうことなのですが、カード会社は各顧客ごとに途上与信のスコアリングをしています。

  • 支払履歴(利用状況)
  • 借入状況
  • 取引の長さ(カード利用期間が長いともいう)

契約したカード会社での利用状況だけでなく、信用情報機関へのデータ照会も行われるので、審査はカード発行後もずっと続くと考えた方が良いです。

カード発行後のスコアが良ければ与信枠が増え逆に悪ければ減る可能性もあります

支払や借入の状況によっては、カードが利用停止になることもあります。

返済の遅延や延滞がないか、キャッシングや借入が多くなっていないか、支払い状況は計画的で安定しているかということに注意しながらカードを利用することが大切です。

与信確保(オーソリ)とは

与信確保(オーソリ)とは、Authorization(オーソリゼーション)の略で、日本語では与信確保信用承認仮売上という意味になります。

カード決済の際にカード加盟店がカード会社に対して、利用者のクレジットカードが問題なく使えるかを照会、確認する作業のことを指します。

与信確保(オーソリ)の仕組み

カード加盟店は、カード会社に対して、利用があったカードについて問題なく使えるか確認するオーソリ処理を行います。

オーソリ処理が行われると、カード会社はそのカードの与信情報を確認してオーソリ結果を通知します。

問題が無ければ決済完了となって、一方で問題があった場合は決済不可となります。この一連の流れを与信確保(オーソリ)と言います。

与信確保(オーソリ)が必要なのは、単にカードの信用性を確認するだけでなく「盗難カードや偽造カードなどの不正利用を防止するする目的もあります。その都度のオーソリによって、不正が疑われる場合には決済不可の結果を通知することで、カード会社の加盟店と利用者を守っているともいえます。

途上与信が入るタイミング

タイミングとしては2パターンあります。

  • カード会社が決めた定期的なスケジュールで実施される場合
  • 特定の条件が発生したら行われる場合
  • 定期的な場合

信用ランク(内部スコア)や顧客ランクを照らし合わせて、半年に1回、年に1回、2年に1回など期間が定められていることが一般的です。

  • 特定の条件の場合

カードの更新・高額決済の時・今まで使わなかったジャンルで急に支払った場合・増枠申請を受け付けたとき・支払い遅延をしたとき・クレカ利用限度額を超えたとき(会社によっては利用限度額90%で行う場合も)

カード会社が最も嫌うのは急変で、今まで利用していた金額が急に跳ね上がったり、今まで利用してなかったリボ払いを急にフル活用するといったことをすると警戒されます。

金融業界はどこもそうですが、淡々とコツコツ利用し続ける人を好む傾向にあります。何も高額決済するのが良いとは限りません。支払えませんでしたという恐れのある高額決済よりも、確実に引き落してくれる金額を利用してくれたほうが、カード会社からすると安心ですもんね。

途上与信のマイナスになる行動3選

途上与信が一気に厳しくなる行動というものがあります。

そうすると、将来延滞しそうと思われて、先に与信枠を下げられたりします。

それらの行動を3つ紹介します。

①支払い遅延を軽く考える

当然ですが、支払いは数日遅れても超バッドです。

初回与信(入会時審査)と途上与信(利用中の定期チェック)は全くの別物です。

入会時は良くても途上与信では支払遅延=信用低下と判断されることも珍しくありません。

また結果だけでなく、過程もチェックしていています。

カード会社提携の銀行を引き落し口座にしていると口座内の動きも把握していて、引き落し日に残高不足はもちろんのこと、毎回ギリギリでの入金で何とか引き落しということを繰り返していると、資金繰りが不安定な兆候と見られますので、ご注意を。

②短期間でクレジットカードを増やす

これは、申込ブラックになるのでそもそもオススメできないのですが、短期間にクレジットカードを複数枚申し込むと途上与信では一気に警戒レベルが上がります。その情報はCICで把握されているのでクレジットカード会社はCICに問い合わせれば一発でわかります。

発行するのは、1ヵ月に最大でも2枚までにしておきましょう。それでなるべく発行しても仮に審査に落ちたとしても次のカード申込は6ヵ月は空けるようにした方がベターです。

③利用額が急に跳ね上がる

換金性の高い商品、高額家電、ギフト券系の購入で利用額が急に上がると、現金化の可能性があると疑われます。

仮にお金の困った人が、換金性の高いものを大量に購入して現金化するとおそらく、その利用額を支払わずトンズラしてそのまま行方をくらます可能性があります。

そうなるとカード会社としては貸倒損失となり、大赤字の可能性も出てきます。

いくら正常に利用するために換金性の高い商品を購入したとしても、カード会社からすると現金化されるかどうかというのはわからないので、疑わしきは調査をするというわけです。

利用者100人につき3人が貸倒されると赤字になるという薄利多売のビジネスがクレジットカード業界です。

1人でも貸倒されないように、カード会社も必死というわけです。

健全に利用すれば大丈夫

クレジットカードは、いわゆるツケ払いを立て替えてくれているものになります。

カード会社としては、あなたを信用して立替ますよと言っていることになるので、それを裏切るような行為はしてはいけませんね。

あなたが逆の立場だとして、この日に入金されるはずのお金をアテに別の費用の支払や従業員の給料を支払うように計画していたのに、お金が引き落されなければ、あちこちで迷惑がかかることになります。

そんな小さな額をアテにするほど、カード会社は小さな規模の会社ではないですが、仮にそれが何十人、何百人、何万人と入金されなければたちまち立ち行かなくなるでしょう。

そのうちの1人にならないように、お金の管理とクレジットカードの支払の管理をしっかりと行っていきましょう。

きちんと健全にカードで支払って、引き落し日にちゃんと引き落していけばカード会社はあなたを優良顧客として見てくれるでしょう。

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