
世の中には、クレジットカードの他にデビットカードというカードがあります。(デビット伊東は関係なし)
クレジットカードというものがあるのにわざわざデビットカードを発行する意味があるのだろうか。そんな疑問を抱く人はいないのかと思い、今回はデビットカードについて書いていきます。
少ないながらもクレジットカードに比べた場合のメリットというものが存在しているので、そこを重点的に解説していけたらと思います。
デビットカードとは

クレジットカードのように支払ができ、使ったお金は即座に口座から引き落とされるため、現金感覚で利用することができるハイブリットなカードになっています。
またチャージなどの手間もかからないのが良い点です。
支払は1回のみ。利用限度額は口座残高且つ、利用限度額の範囲内とされてます。
申込条件としては、中学生を除く、原則15歳以上とされています。(カード会社によって異なります。)
デビットカードはJ-Debitと国際ブランドが付帯しているカードの2種類

J-Debitは金融機関が発行するキャッシュカードをそのままデビットカードとして利用できます。
主に、J-Debitマークのある加盟店で利用できます。
国内ブランドが付帯しているデビットカードは、VISA等の国際ブランドが券面にデザインされているカードで、各国際ブランドの加盟店で利用できるので、海外でも利用できます。
何もなければ、国際ブランドは付帯したデビットカードを発行するのが良いでしょう。
デビットカードのメリット7選

デビットカードのメリットはコチラになります。
- 現金を持ち歩かなくて良い
- 使い過ぎを防げる
- 管理がしやすい
- 高校生でも持てる
- 審査が基本的にない
- ポイント還元などがある
- 海外で利用できる
これらが挙げられるけど、その中でもクレジットカードや現金に比べて良い部分を解説していきたいと思います。
使い過ぎを防げる

即時決済のカードであるため、口座残高以上の支払には利用することができません。その場で引き落とされるので、予算オーバーを防ぐことができます。
クレジットカードだと、支払っている感覚がどうしても薄くなるから、思っている以上にお金を使い過ぎてしまう危険性があるけど、デビットカードだと、カード支払額MAXが口座残高だから、支払日にお金が無くてピンチとはならなくて済みます。
だからといって、使えば当然お金は無くなってしまうので、口座管理と利用の管理はしっかりとしておきましょう。
管理がしやすい

利用した分が、口座の入出金明細に記録されます。
現金と違って、「どこでどれくらい使ったか」という収支履歴が残るため、管理がしやすくなります。
管理ができることが、クレジットカードを使いこなす上でとても大事なので、まずデビットカードで慣れておきましょう。
高校生でも持てる

金融機関によって異なりますが、満15歳以上(中学生を除く)であれば、発行できることが多く、高校生でも保有することが可能です。
高校生からカードで支払うという感覚を養うのは経験としてはアリだけど、まだ考えができていない高校生の内にカードで支払うことで金銭感覚が狂うのだけは避けさせたいところです。
引落用口座にお金は少な目に入れておくようにしておきましょう。
審査が基本的にない

代金を後払いで支払うクレジットカードでは、入会時に信用情報や支払い能力が審査によってチェックされます。クレヒスがどうなっているのかということですね。
一方で、デビットカードは口座に入っている金額以上の買い物はできず、使った金額がその場ですぐに引き落とされます。
そのため、支払い能力を確認する必要が無いため、原則審査不要で発行することが可能になります。
海外で利用できる

VISA等の国際ブランドが付帯しているデビットカードは、海外の加盟店でも利用することができます。
また、デビットカードは海外ATMで現地通貨を引き出すこともできます。
意外とこの海外ATMで現地通貨を引き出す場面って起こっていて、クレカまるもタイに行った際に、最初に両替したタイバーツだけでは足りずに、楽天銀行のデビットカードで引き出せることを知って、旅行の途中でATMで引きだしました。
海外だと「チップを渡すのに現金が必要」だったり、「お店が現金にしか対応してなかった」というときに現金は必要なので、現金は結構使う場面は多いのです。
余談ですが、チップは渡しすぎるのは自分の腹が痛みますが、ある程度多めに出すことで、店員さんの笑顔を見ることができます。

日本人は、お金に関してあからさまにそういった態度を出すことはタブーですが、海外では、いただいたサービスの対価としてチップを渡す文化があります。
日本では当たり前に無料で受けているサービスも、海外では人間がサービスを提供しているということで、それに対する対価は支払われるべきだと考えられています。
感謝の気持ちを持ってそれを金額に表してチップを渡すようにしましょう。店員さんの態度がまるで違います。
デビットカードのデメリット

世の中には光があれば影もあるのが普通ですが、このデビットカードも良いことばかりではありません。
デビットカードのデメリットは4つあります。
- 分割払いやリボ払いができない
- 特典やポイント還元はクレジットカードの方が手厚い
- 使えない場所がある
- クレジットヒストリーが作れない
分割払いやリボ払いができない

支払方法は一括払いのみに限定されています。
クレジットカードだと自分の支払口座に現金が無くても分割払いで、数か月にわたって支払うことができます。
それがデビットカードだとできないので、大きな買い物ができないということです。
分割払いは正直、自分の能力以上の支払だとクレカまるは思っていて、支払い能力以上のお買い物は身を破滅させてしまう原因にもなってしまうので、分割払いできないのは別にデメリットでもないような気がします。自分で書いておいてですが。
ただしリボ払い、テメーはダメだ。
特典やポイント還元はクレジットカードの方が手厚い

メリットの部分でポイント還元があると書きましたが、その内容はクレジットカードの方が手厚い傾向があります。
そりゃ、そうだ
使えない場所がある
デビットカードも使えない場所があり、
- 月額料金の支払
- 高速道路料金
- ガソリンスタンド
- インターネットサービスプロパイダー
- 資金移動が可能なアカウントへのチャージ取引等
ガソリンスタンドで使えないのは、ポイントの観点から見ても痛いですね。
クレジットヒストリーが作れない

デビットカード最大にして最悪の弱点はクレジットヒストリーをいくら利用しても築くことができないことです。
その理由として、使った金額は自分の銀行口座から引き落とされるため、クレジットカード会社はお金を貸す状態が発生しません。
クレジットカード会社が信用情報をチェックして審査する理由は「貸したお金が戻ってこないリスクを下げるため」にあります。
デビットカードは銀行キャッシュカードと同じようなもので、返済行為が必要ありません。
貸し倒れるリスクが無いため、デビットカードでは審査が不要となっていますが、クレジットヒストリーは貸したお金を返してくれるかどうかの能力を測る指標です。
そのため、返済行為のないデビットカードは申し込みの情報も利用の情報も信用情報に残らないということです。よって一切クレジットヒストリーが貯まることはありません。

その一方で、デビットカードの支払を月次払いに設定できるカードの場合、引き落しミスが多数発生すると、クレジットヒストリーに傷が付く可能性があります。
クレヒスに関係ないと高を括って支払い遅延を繰り返していると、個人情報機関に情報が登録されることもあるので、注意してください。
きっちり支払いしていても履歴に残らないのに、悪い部分はしっかり履歴として残ってしまうのは、仕方のないことですが納得感がないですよね。
クレヒスのことを考えるのであれば、デビットカードを使わずにクレジットカードを発行して利用するようにしましょう。
デビットカードオススメの人

デビットカードをオススメする人は、
- 審査に不安がある人(学生や職がない人)
- 海外旅行をする人
- クレジットカードだと使い過ぎて支払遅延を起こしてしまう人
おすすめのデビットカード 5選

デビットカードでどんなカードがあるのって思われますが、基本的に銀行のキャッシュカードと一体型になっているカードが多いです。
支払用口座と紐づけしやすいですもんね。
この5つをオススメしたいと思います。
- Sony Bank WALLET
- Olive フレキシブルペイ
- 楽天銀行デビットカード
- Revolut
- 住信SBIネット銀行 プラチナデビットカード
SonyBank WALLET

| 項目 | 詳細 |
| カード名 | Sony Bank WALLET |
| 年会費 | 永年無料 |
| 国際ブランド | VISA |
| 還元率 | 0.5~2% |
| 公式HP | Sony Bank WALLET(Visaデビット付きキャッシュカード)|ソニー銀行(ネット銀行) |
ソニー銀行のデビットカードになります。
ブランドはVISAで年会費永年無料。還元率は0.5~2%です。
外貨口座が無くても、円口座から現地通貨を引き出して利用可能です。
Sony Bank WALLETの良いところは、外貨預金口座を開設し、Sony Bank WALLETの引き落し先にすれば、海外事務手数料が無料になるところです。
海外事務手数料、楽天カードとかだと3.8%とかかかるので、そこと比較すると手数料かからずに決済できるのは非常に助かります。
またClub Sという優遇プログラムもあり、ノーマル、シルバー、ゴールド、プラチナというステージがあり、プラチナだと、国内ショッピングでのキャッシュバック率が最大で2%までUPします。
優遇プログラムの判定は、銀行残高、外貨預金残高、投資信託残高等の合計額で判定されます。
Olive フレキシブルペイ

| 項目 | 詳細 |
| カード名 | Olive フレキシブルペイ |
| 年会費 | 永年無料 |
| 国際ブランド | VISA |
| 還元率 | 0.5~20% |
| 公式HP | Olive フレキシブルペイ トップ|三井住友VISAカード |
Oliveフレキシブルペイは、三井住友銀行が発行しているカードで、年会費は永年無料で還元率は基本0.5%ですが対象のコンビニや飲食店などでスマホのタッチ決済をすると最大20%の還元を受けることができます。
海外事務手数料は3.05%かかります。
このOliveは4つの機能が一体化した新しいタイプのカードで、
クレジット・デビット・キャッシュ・ポイント払い
この4つの機能をアプリで切り替えることでそれぞれの種類で支払うことができます。
口座開設は15歳からだけど、親権者名義であれば0歳からでも発行OKです。
さすがに0歳は意味わかんないけど、15歳からでいいんじゃないかな。
楽天銀行デビットカード

| 項目 | 詳細 |
| カード名 | 楽天銀行デビットカード |
| 年会費 | 永年無料 |
| 国際ブランド | VISA,Mastercard,JCB |
| 還元率 | 1% |
| 公式HP | 楽天銀行デビットカード|楽天銀行 |
楽天銀行デビットカードは、楽天銀行が発行しているデビットカードになります。
年会費は永年無料で、還元率は1%で、海外事務手数料は3.08%かかります。
ブランドはVISA、Mastercard、JCBから選ぶことができて、16歳から申し込みすることができます。
このカードの最大のポイントとしては、楽天の一般カードであれば公共料金の支払いは0.2%還元と大幅ダウンですが、このデビットカードで公共料金の支払をすれば、1%の還元を受けることができます。
楽天カードと2枚持ちにすることで、普段は楽天一般カード、公共料金の支払では楽天銀行デビットカードと使い分けることで、常に1%以上の還元を受けることが可能となります。
楽天経済圏の住人であれば、楽天銀行を開設するだろうから、そのときにデビットカードを同時に発行しておきましょう。
クレカまるも、楽天経済圏の住人なので楽天銀行デビットカードを持っています。
Revolut

| 項目 | 詳細 |
| カード名 | Revolut |
| 年会費 | 無料 |
| 国際ブランド | VISA,Mastercard |
| 公式HP | Revolut | これまでにない金融アプリ | Revolut 日本 |
イギリスのデジタル銀行が発行しているカードで、年会費は無料で作成できます。
リアルカードとデジタルカードの両方を発行でき、このカードの最大のメリットは、海外事務手数料が無料になるところです。ただし、為替市場営業時間内且つ、月75万円までという縛りがありますが、気にしなくて良いでしょう。
海外旅行に行く際は、海外事務手数料で3%ぐらいが決済の度に取られると思うと、このカードで支払う方が断然オトクですね。
海外での使用限定のカードのようなものです。
住信SBIネット銀行 プラチナデビットカード

| 項目 | 詳細 |
| カード名 | 住信SBIネット銀行 プラチナデビットカード |
| 年会費 | 11,000円 |
| 国際ブランド | Mastercard |
| 還元率 | 0.3~2.5% |
| 公式HP | プラチナデビットカード(Mastercard) | 商品・サービス | NEOBANK 住信SBIネット銀行 |
今まで、年会費無料のカードを紹介してきましたが、こちらのカードは年会費が11,000円かかるということで、初心者向けというよりは、クレジットカードもある程度使っている人にオススメのデビットカードになります。
というのも、こちらのカードを発行すると、プライオリティパス付帯(年3回まで空港ランジ利用可能)で空港での手荷物無料宅配(往復各1個まで)と旅行に行く際にうれしい特典が付いています。
さらにダイニングby招待日和で、指定の国内有名レストラン約250店舗のオススメコース2名分のうち、1名分無料で食事に行くことができます。(月2回まで)
他にもプラチナらしい特典が付いているのですが、それが年会費11,000円と非常にリーズナブルなので、無料のクレジットカードをメインにしつつ、このプラチナデビットカードを持つことで、年間コスト11,000円でプラチナ級の特典が得られるという非常においしいカードとなっています。
デビットカードメイン使いは学生の間だけにしておけ

いろいろデビットカードについて紹介しておきましたが、結論としては、デビットカードをメインとして使うにはクレジットカードの審査が通りづらい学生の時だけにしておいた方が良いです。
というのも、やっぱりクレヒスが築けないのは、非常に時間の無駄になりますし、30代でスーパーホワイトの状態だとクレジットカードの作成もできなくなるからです。
そうすると、住宅ローンを組むのにも一苦労しますし、収入が上がってきた段階で高ランクのクレジットカードを作成できなくなります。
社会人になってからは、クレジットカードをメインに使いつつ、サブでデビットカードを持っておき、海外旅行で少し使う程度が良いかと思います。
学生のうちは、なかなかクレジットカードの審査に通りづらいというのもあるので、デビットカードを作成してキャッシュレス決済はこういうものという経験を積みつつ、自分でお金の管理をする癖を付けておくようにしておきましょう。
それでも、エポスカードや三井住友(NL)は学生でも作成しやすいので、学生のうちからそれらのカードでクレジットカードを作成しておいて利用しておくことをオススメしておきます。
